解説 I-フォーメーション

T-フォーメーション」に代わるラン隊形として生まれた。 バックス 2人を縦に並べることで、少ない人数で強いラン攻撃が出来る。 レシーバーを 2人出せるのでパスの選択肢も増える。かつてはNFLの主力隊形だったが、最近は減り、ピストル隊形を採用するチームが多い。

1950年にバージニア軍事大のトム・ニュージェント監督が主力隊形として使用したのが発祥とされる。 他の強豪校が採用し、有力な隊形として評価を得た。NFLでは大学での成功を受けて 1960年代に入って広まった。

基本隊形
ランプレイで使われるが、 レシーバーを 2人出すことができるのでプレイアクションに適す。
オフセット
フルバックを横に出す(オフセット)変化形。
ビッグI
TEを 2人置き、力で押すランプレイで使う。
パワーI
レシーバーを出さずに力で押すランプレイで使う。
メリーランドI
バックスを縦に 3人並べる特殊隊形。