39歳のエース、クリスティアーノ・ロナウドがセンターフォワード、41歳のペペがセンターバックで先発し、先頭と最後尾に大ベテランを起用して臨んだ。
ペペの 41歳 113日での出場は大会最年長記録となった。 これまではハンガリー代表GKガボル・キラリの 40歳 86日だった。 二人ともフル出場して勝利に貢献した。
ポルトガルはボールを支配して主導権を握って進めた。 敵陣に攻め込んで前線のクリスティアーノ・ロナウドにボールを集めて積極的にシュートを放ったが、 ゴールを決められずに前半を 0-0で折り返した。
後半も押しながら決められずに苦しみ、62分にチェコに攻め込まれてプロボドに 20メートル弾を鮮やかに決められて失点した。
リードを許して嫌な雰囲気になったが、直後に選手交代を行って一段階ギアをあげて攻勢をかけた。 69分に右クロスをメンデスが頭で落とし、 ゴール前でロナウドを囲うキーパーとディフェンスにボールが当たってオウンゴールとなって同点にした。
さらに 87分に右クロスをロナウドが頭で叩きつけ、 ワンバウンドで右ポストを叩いて跳ね返ったところをジョタが頭で押し込んだ。 逆転したと思われたが、VARによってロナウドがオフサイドと判定され、得点が取り消された。
90分に 3枚替えを敢行して最後の猛攻をかけ、 追加タイム 2分に左サイドからネトがペナルティーエリア内に持ち込んでゴール前に送り、21歳の新鋭コンセイソンが蹴り込んで逆転を決めた。