3月 31日 --
ワールドカップ(W杯)2022・欧州予選J組は
ドイツがホームで北マケドニアと対戦し、1-2で敗れる波乱があった。
ドイツが欧州予選で敗れたのは 2001年のイングランド戦以来、20年ぶりとなった。
不敗記録は 35試合で止まった。
北マケドニアはバルカン半島の小国で人口は約 208万人。
1991年にユーゴスラビアからマケドニアとして独立し、
2019年に北マケドニアに改名した。なじみの薄い国だが、サッカーは強く、
6月に開催される欧州選手権ユーロ2020の出場を果たしている。
試合は開始からドイツがボールを支配して押し気味に進めたが、先制できなかった。
北マケドニアは守勢を強いられてあまりチャンスを作れなかったが、
前半追加タイム 2分に左クロスをバルディがペナルティーエリア右で受けて折り返し、
パンデブが左足であわせて先制した。
ドイツは 63分にサネがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得し、
ギュンドアンがキックを決めて同点にした。
さらに攻勢を続けてチャンスを作ったが、逆転はできなかった。
北マケドニアは 85分に左サイドを崩してペナルティーエリア内に持ち込み、
ゴール前に送ったボールをエルマスが右足であわせて決勝点とした。
J組の他試合はアルメニアがホームでルーマニアに 3-2、アイスランドが敵地でリヒテンシュタインに 4-1で勝った。
勝ち点はアルメニア 9、北マケドニア 6、ドイツ 6、ルーマニア 3、
アイスランド 3、リヒテンシュタイン 0となった。