開始 30秒、フィールド中央でグレゴレが足を高く上げて相手選手の頭をスパイクする危険行為があり、 レッドカードが提示されて退場処分になった。
10人になって守備を固め、アトレチコ・ミネイロの猛攻に耐えながら失点せずに進めた。
攻撃チャンスは少なかったが、35分にゆっくり敵陣でパスをつないでフレイタスがペナルティーエリア手前からシュートし、 前にいたディフェンスに当たって横にこぼれたところをエンリケが左足で叩き込んで先制した。
40分にはエンリケがペナルティーエリア内でキーパーと交錯して倒され、 ビデオ判定によってPKを獲得した。テレスがキックを決めて 2-0とした。
アトレチコ・ミネイロはハーフタイムに 3枚替えして後半に攻勢をかけた。 47分に左コーナーキックをバルガスが頭であわせて 1点返した。
その後も攻めて惜しいチャンスを多く作ったが、同点にできなかった。
ボタフォゴは後半追加タイムに 7分にサントスが敵陣右コーナーに進んで時間稼ぎすると見せかけて切り返し、 ゴールにパスを送ってマルティンスが右足であわせた。 キーパーにブロックされたこぼれ球をサントスが押し込んで優勝を決めた。
ボタフォゴは南米代表としてクラブ世界一を決めるインターコンチネンタルカップに出場する。 12月 11日の準々決勝でパチューカ(メキシコ)と対戦する。
また、来年 6月にアメリカで開幕するクラブワールドカップの出場権も獲得した。