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UPDATED 2024/10/19

広島まさかの逆転負けで 3カ月半ぶり黒星、 湘南が 3連勝で 13位浮上

10月 19日 -- J1リーグは首位の広島が敵地で湘南に 1-2で逆転負けし、連続無敗を 11試合で止めた。

前日に 2位の神戸が敗れ、3位の町田もこの試合の戦に引き分けてリードを広げるチャンスだったが、思いがけない相手に足元をすくわれた。

開始から軽快に攻めて 28分に加藤がペナルティーエリア左角付近から逆サイドにパスを送り、フリーで受けた中野が右足で決めて先制した。

その後も攻めてチャンスを作ったが、追加点を奪えなかった。

湘南は前半ラストに右コーナーキックのチャンスを得てゴール前でボールをつなぎ、 最後にキム・ミンテが決めたが、ビデオ判定によって混戦の中で福田があげた足が相手選手の頭を蹴っていたとして覆り、 ファウルとなって得点が取り消された。

惜しくも同点を逃したが、後半に入った 48分に右クロスをあげてキーパーが叩き落としたところを福田が左足で蹴り込んで同点にした。

広島は直後に川辺がペナルティーエリア右からシュートするチャンスがあったが、 右ポストを直撃して決められなかった。その後は湘南の堅守を崩せなくなって苦戦した。

湘南はカウンター攻撃をかけてチャンスを作ったが、 前線での決定力を欠いてなかなか逆転できなかった。 同点のまま 90分を経過して引き分けそうだったが、 追加タイム 2分にカウンター攻撃の流れから後ろに戻されたボールを田中が受けて左足で強烈なシュートを決め、勝った。

広島は 3カ月半ぶりの黒星で 18勝 11分 4敗となった。勝ち点 65で首位は変わらない。 2位神戸とは 1差、3位町田とは 5差。

湘南は 3連勝で 11勝 8分 15敗となった。勝ち地 41にのばして 4月頭以来、約 6カ月半ぶりの 13位に浮上した。降格圏の 18位との差を 6にし、残留に大きく前進した。