開始から積極的にボールを前に運んで攻めたが、決められずに進んだ。
札幌はフィールド中盤で精力的にプレイし、容易に引かずに互角に渡り合った。 ボール支配で上回り、町田に主導権を渡さなかった。
町田は後半開始から藤尾を投入して攻勢をかけ、 67分に相馬とデューク、82分にエリキを入れてゴールに迫った。
札幌は 84分にGK菅野が負傷するアクシデントがあり、控えのGK児玉が交代出場してJ1デビューを果たすことになった。 町田の猛攻にさらされながらも確実な守備でピンチをしのぎ、失点を許さなかった。
90分が経過し、追加タイム 10分になってペナルティーエリア内で札幌の菅の手にボールが当たる場面があった。 町田がPKを獲得するかと思われたが、VARチェックによってノーペナルティと確認され、 そのまま続行した。
町田は直後の左コーナーキックを杉岡が頭であわせる絶好機があったが、 右ポストに阻止され、決められずに終わった。
町田は 17勝 8分 6敗となった。 勝ち点 59として首位を守った。2位広島とは 3差。 広島は 22日にホームで横浜マリノスと対戦する。
札幌は 6勝 8分 17敗となった。勝ち点 26で降格圏の 19位は変わらない。 残留圏の 17位とは 6差。