エリクセンは前回大会のフィンランド戦で倒れて心停止に陥り、 フィールド上で救命措置が施された。 一命が安じられたが、回復して現役を続行し、ユーロの舞台に戻ってきた。
17分に右サイドのスローインをビンドがペナルティーエリア内でつなぎ、 エリクセンが胸で受けて右足で蹴り込み、先制した。
その後もデンマークがボールを支配して主導権を握り、有利に進めたが、 追加点を奪えなかった。
スロベニアは後半に選手交代を行って反撃し、 76分にシェシュコが右足で強烈な 20メートル弾を放ったが、右ポストを強打して跳ね返され、決められなかった。
直後の 77分に右コーナーキックを獲得し、ゴール前に上げたボールが左に流れたところをヤンジャが左足であわせた。 前にいたディフェンスに当たって角度が変わり、ゴールに決まって同点にした。
最終盤は激しくやりあってともにチャンスを作ったが、ゴールは決まらなかった。