試合は冷雨の中で行われた。 マリノスは敵地の第1戦を 0-1で落とし、 この日は開始から積極的に攻めた。
13分に敵陣ペナルティーエリア内に持ち込んで相手のディフェンスが見合って処理できなかったところを植中が奪って右足で決め、先制した。
21分にはアンデルソン・ロペスが正面ペナルティーエリア際でパスを受けて左足グラウンダーを決めた。
30分には植中が正面ペナルティーエリア手前から右足で決めて 3-0とした。
その後は蔚山の反撃を止められずに 36分に右コーナーキックからマテウス・サレスに頭で決められて 1点返された。
さらに 40分の守備で上島がペナルティーエリア内で滑り込んで腕でボールをブロックし、ＰＫを与えた。 主審に決定機の阻止と判断されてレッドカードが提示され、退場処分になった。
蔚山はダリヤン・ボヤニッチがキックを決めて 2戦合計で 3-3とした。
後半は蔚山が数的優位に立って攻勢をかけ、マリノスは守備を固めて耐えた。ゴールが決まらずに 90分を終了し、 延長でも決まらなかった。
ＰＫ戦は 4人目までともに成功した。 先攻の蔚山は 5人目がＧＫポープの好反応によって阻止されて失敗した。 後攻のマリノスはエドゥアルドが決めて勝った。
マリノスは初優勝をかけて決勝でアルアイン（アラブ首長国連邦）と対戦する。 第1戦を 11日にホーム、第2戦を 18日に敵地で行う。