グループステージで 1勝 2敗と振るわずにジャン=ルイ・ゼケ監督を解任して決勝トーナメントに臨み、 監督代行を務めたエメルス・ファエの采配が冴えて勝ち進み、8年ぶりの頂点に立った。
この日はホームの大声援に押されて開始から有利に進めてチャンスを作ったが、先制できなかった。
ナイジェリアは守勢を強いられたが、38分に左コナーキックのチャンスを生かし、ゴール前にあげたボールを頭で高く跳ね上げ、 落ちてきたところをトルースト=エコングが頭で決めて先制した。
コートジボワールは後半に攻勢を強めてゴールに迫り、 62分に左コーナーキックをケシエが頭で叩きつけて同点にした。
81分にはペナルティーエリア左から低いボールを入れ、アラーが右足を出してあわせて逆転した。
最後はナイジェリアの反撃を封じてリードを守って優勝した。
大会の最優秀選手にはナイジェリアのトルースト=エコングが選ばれた。 赤道ギニアのエミリオ・エンスーは 5ゴールを記録して得点王となった。