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UPDATED 2023/6/10

神戸痛恨ミスで首位陥落、 セレッソの 18歳北野が決勝弾

6月 10日 -- J1リーグ神戸が敵地でセレッソ大阪と対戦し、 後半追加タイムにミスによって失点し、1-2で敗れて首位から陥落した。

開始から激しくぶつかりあって互角の攻防が続き、 ともにチャンスを決められずに 0-0で折り返した。

後半はセレッソが先制し、50分に舩木が左クロスをあげ、 クルークスが頭であわせて決めた。

神戸は直後の 51分に追いつき、 右サイドからのパスを武藤が受けてペナルティーエリア内に突っ込み、 中央にパスを送って山口が受け、反転して左足で決めた。

その後は神戸が攻勢を続けてチャンスを作ったが、勝ち越せなかった。

90分が過ぎて引き分けそうだったが、 追加タイム 3分になって神戸に決定的なミスが出た。 GK前川がペナルティーエリアを飛び出してボールを処理しようとしたが、 キックをミスして横にこぼした。セレッソの北野が拾って無人のゴールに蹴り込み、 殊勲の決勝点をあげた。

18歳の北野はJ1初ゴールとなった。

神戸は 10勝 3分 3敗となった。勝ち点 33のまま 2位に後退した。 4連勝の横浜マリノスが勝ち点 36で首位に躍り出た。

セレッソは 9勝 2分 6敗となった。勝ち点 29で 5位。

試合は機材の不具合によってVARを適用しないで行われた。