ポルトガルは前節の時点で 2連勝して決勝トーナメント進出を決め、 この日は無理に勝つ必要はなかった。クリスティアーノ・ロナウドらの主力を後半の早い段階でベンチに下げて休養させた。 試合に敗れたが、首位で通過した。
韓国は 1勝 1分 1敗となり、勝ち点 4でウルグアイと並び、得点で上回ってH組 2位を決めた。
試合はポルトガルが最初のチャンスを生かし、 5分にダロトが右サイドでパスを受けてペナルティーエリア内に持ち込み、 マイナスのボールを中央に送ってオルタが右足で決めて先制した。
韓国は 27分に左コーナーキックをゴール前にあげ、 ディフェンスにあたってゴール前に落ちたころをキム・ヨングォンが左足を出してあわせて同点にした。
その後はポルトガルがボールを支配して有利に進めたが、勝ち越せなかった。
韓国は最終盤に攻勢をかけ、後半追加タイム 1分にソン・フンミンが自陣からドリブルで駆け上がってディフェンスを引き付け、 ペナルティーエリア内にパスを出して後ろから追い越したファン・ヒチャンが右足で殊勲弾を決めた。
同時刻に行われたH組のもう 1試合はウルグアイがガーナに 2-0で勝った。 勝ち点はポルトガル 6、韓国 4、ウルグアイ 4、ガーナ 3で終えた。
決勝トーナメント 1回戦はポルトガルが 6日にG組 2位、 韓国が 5日にG組首位と対戦する。