高温多湿のコンディションの中、開始から激しい攻防が続き、 消耗戦となった。終盤は足をつる選手が続出し、 75分には主審が足をつって交代する一幕があった。
川崎は 25分に後方から右サイドにボールを送り、 山根がダイレクトで折り返してレアンドロ・ダミアンが頭であわせて先制した。
マリノスは前半追加タイムにカウンター攻撃を成功させ、 前線でパスを受けた仲川がドリブルで進んで飛び出したキーパーを上手く交わしながらゴールを決めて同点にした。
後半は激しさを増した。川崎は 65分に喜田がペナルティーエリア内でパスを受けて左足でシュートしたが、右ポストを直撃して跳ね返されて決められなかった。
その後もチャンスを決めらずに一進一退の攻防が続いた。90分が過ぎて引き分けそうになったが、 川崎は足がつって守備が出来なくなったジェジエウを前線にあげるポジションチェンジを行い、これが勝利を呼び込むことになった。
追加タイム 9分に右サイドでボールを進めて家長がクロスをあげ、 ジェジエウが頭であわせて左ポストを直撃し、ゴールを決めた。
川崎は 11勝 4分 6分となった。勝ち点 40で 4位となった。
マリノスは 10試合ぶりの敗戦で 14勝 6分 4敗となった。 勝ち点 48で首位は変わらない。