3月 24日 --
ワールドカップ(W杯)2022・欧州予選プレーオフC組
準決勝は欧州王者の
イタリアがホームで
北マケドニアに 0-1で敗れ、
2大会連続で本大会出場を逃した。
開始から威勢よく攻め込んで一方的な流れでチャンスを作ったが、
前線での決定力を欠いてゴールを決められなかった。
29分に敵陣ペナルティーエリア手前でGKディミトゥリエフスキが蹴りだしたボールを
ベラルディが奪って左足でシュートする決定機があったが、
GKディミトゥリエフスキが必死に戻ってセーブし、決まらなかった。
後半もイタリアが主導権を握って進めて押し込んだが、先制できなかった。
北マケドニアは守勢を強いられて苦しかったが、不用意なファウルを少なくし、
慎重に隙を作らずに守った。攻撃回数は少なく、前半終了間際に
カウンター攻撃で初シュートを放った。
後半は選手交代を行ってやや盛り返したが、得点チャンスを少なく、
点を取れそうな雰囲気はなかった。
90分が経過して 0-0で終了しそうだったが、
追加タイム 2分にキーパーが前線に蹴りだしたロングボールを
トライコフスキが拾って反転し、
右足で 30メートル弾を放ち、キーパーの手前でワンバウンドしたボールが
鮮やかにゴール左下に決まって殊勲弾となった。
C組準決勝のもう 1試合はポルトガルがホームでトルコに 3-1で勝った。
決勝は 29日にポルトガルで行われる。勝者が本大会出場権を獲得する。
北マケドニアが勝てば初出場を果たす。