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6月 29日 -- 欧州選手権ユーロ2020・決勝トーナメント１回戦はロンドンでイングランドがドイツと対戦し、 後半に 2ゴールを決めて 2-0で勝ち、2大会ぶりの準々決勝に進んだ。

ドイツは 3大会連続で 4強入りしていたが、今回は 16強で止まった。 強豪ぞろいで「死の組」といわれたグループステージＦ組はフランス、ドイツ、ポルトガルが勝ち上がったが、すべて決勝トーナメント１回戦で敗退する結果となった。

試合は開始から互角の攻防が続き、どちらもチャンスを作ったが、 決められなかった。前半を 0-0で折り返した。

後半も譲らずにやや重い展開になったが、 イングランドは 76分に敵陣深くに押し込み、 左からゴール前に送ったボールをスターリングが右足であわせて先制した。

ドイツは反撃してチャンスを作ったが、 ミュラーがキーパーとの１対１を外すなどして同点にできなかった。

イングランドは 86分にグリーリッシュがペナルティーエリア左でパスを受けて低いクロスを入れ、 ケインが体勢を崩しながら頭であわせて追加点を入れた。

ドイツは諦めずに反撃したが、ゴールを決められずに終わった。

イングランドは 7月 3日の準々決勝でスウェーデン－ウクライナの勝者と対戦する。