イングランドは予選を 10戦全勝で突破したが、 グループステージは苦しんで 1勝 2分だった。ホジソン監督の選手起用に 疑問がもたれるなど、チーム状態を悪くしたまま立て直せずに敗退した。

この日は「4-3-3」布陣を敷き、前線にケイン、スターリング、スタリッジ、 2列目にルーニー、アリ、ダイアーが先発した。 注目のバーディはベンチスタートで 60分から交代出場した。

開始 4分にエリア内でボールを追ったスタリッジがＧＫハルドルソンと接触して倒され、ＰＫを獲得した。ルーニーがキックを決めて先制した。

アイスランドは直後に反撃し、右サイドのロングスローをアルナソンが頭でゴール前につなぎ ラグナル・シグルズソンが右足ボレーであわせて同点にした。

18分には正面エリア際で細かくパスをつないでシグソールソンが右足で グラウンダーのシュートを放ち、ＧＫハートの左手をはじいて 転がったボールがゴールに決まった。

その後はイングランドが攻める流れが続いたが、ゴールを決められなかった。 後半は開始からダイアーに代えてウィルシャーを投入するなど、 選手交代を行って点を取りに行ったが、 行き詰った状況を打破できずに終わった。

アイスランドは 7月 3日の準々決勝で開催国のフランスと対戦する。

イングランドは試合後にホジソン監督が辞意表明した。