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UPDATED 2024/8/4

なでしこ延長失点でアメリカに敗れる、 パリ五輪メダル獲得ならず

8月 3日 -- パリ五輪の女子サッカー準々決勝は日本女子代表「なでしこジャパン」FIFAランキング7位)が前回銅メダルのアメリカ合衆国(同5位)と対戦し、 延長の末に 0-1で敗れてメダル獲得を逃した。

「3-4-3」布陣を敷き、 前線に藤野あおば、田中美南、清家貴子、 2列目に北川ひかる、長谷川唯、長野風花、守屋都弥、 3バックに古賀塔子、熊谷紗希、南萌華、キーパーに山下杏也加が先発した。

28日のブラジル戦で殊勲のゴールを決めた谷川萌々子は故障によってベンチ入りしなかった。 決め手を欠いて得点できなかった。

アメリカがボールを支配して主導権を握り、 日本は守備を固めて失点せずに進めた。 後半は前線に浜野まいか、植木理子、宮澤ひなたを投入して反撃したが、思うようにチャンスを作れなかった。

0-0で 90分を終了し、延長は前半終了間際にアメリカが先制した。 プロバスケットボールNBAのスター選手デニス・ロッドマンを父に持つトリニティ・ロッドマン(22)が後方からのパスをペナルティーエリア右で受けてディフェンスを交わし、左足で鮮やかに決めた。

日本は延長後半に攻勢をかけ、前がかりになってゴールに迫ったが、最後まで決められなかった。

アメリカは 6日の準決勝でカナダドイツの勝者と対戦する。