サッカー・ニュース

7月 27日 -- パリ五輪・1次リーグＤ組は 日本がマリと第2戦を行い、終盤に山本理仁が 2戦連続のゴールを決めて 1-0で勝ち、2連勝で準々決勝進出を決めた。

「4-3-3」布陣を敷き、 前線に斉藤光毅、細谷真大、山田楓喜、 2列目に荒木遼太郎、藤田譲瑠チマ、山本、 ディフェンスに大畑歩夢、高井幸大、西尾隆矢、関根大輝、 キーパーに小久保玲央ブライアンが先発した。

序盤からフィールド中盤でぶつかりあい、激しい攻防が続いた。 日本はマリのパワーとスピードに苦しみながらも容易に引かずに対抗し、 互角に渡り合った。

後半はマリが攻勢を強めてゴールに迫り、決定機を作ったが、ＧＫ小久保の好セーブに阻まれて先制できなかった。

日本は得点チャンスが少なかったが、82分に細谷が右サイドライン際でディフェンスを破って進み、ゴール前に蹴り込んだ。 佐藤恵允が右足であわせたシュートはキーパーに阻止されたが、 こぼれ球に山本が詰めて押し込み、殊勲のゴールを決めた。

その後はマリが猛攻し、日本は守勢に回った。 後半追加タイムに入って川﨑颯太がゴール前の守備でシュートをブロックしに行き、 ハンド反則を犯してＰＫを与えた。

マリは同点の絶好機を得たが、ドゥンビアのキックが枠の左に外れて失敗し、得点できずに終わった。

Ｄ組のもう 1試合はウルグアイがイスラエルに 4-2で勝った。 勝ち点は日本 6、ウルグアイ 3、マリ 1、イスラエル 1となった。

日本はこの後、30日にイスラエルと対戦する。