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6月 14日 -- 欧州のサッカー最強国を決定する欧州選手権「ユーロ2024」がミュンヘンで開幕し、開催国のドイツ（FIFAランキング16位）が攻守でスコットランド（同39位）を圧倒して 5-1で白星発進した。

開始からボールを支配して敵陣に攻め込み、10分に キミッヒが右サイドでパスを受けて中央に送り、ビルツがペナルティーエリア際から右足であわせて先制ゴールを決めた。

その後も主導権を握って進め、19分にハフェルツがペナルティーエリア左でスルーパスを受けて折り返し、ムルシアが右足で決めた。

劣勢が続いたスコットランドは 44分にゴール前の守備でポーテアスがギュンドアンの脛（すね）をスパイクする危険なプレイがあり、 ビデオ判定によってレッドカードを提示されて退場処分になった。

ドイツはＰＫを得てハフェルツがキックを決めた。

後半はドイツが数的優位に立って有利に進め、 68分にムシアラが左サイドから流し込み、ギュンドアンが後ろに短く戻してフュルクルクが強烈な右足を叩きこんだ。

スコットランドは終盤に反撃して 87分に左後方のフリーキックをゴール前に入れ、 ドイツのオウンゴールを誘って 1点返した。

ドイツは後半追加タイム 3分に左サイドからパスをつないで崩し、 カンが正面ペナルティーエリア手前から右足で決めた。

グループステージＡ組のもう 1試合は 15日にハンガリーとスイスが対戦する。