両チームとも前節の時点で 2連勝し、決勝トーナメント進出を決めていた。 韓国は 3連勝でグループステージB組首位となり、日本は 2位となった。 25日の準々決勝は韓国がインドネシア、日本が開催国のカタールと対戦する。
パリ五輪は今大会の上位 3チームが出場権を獲得する。4位は大陸間プレーオフに進む。 準々決勝は負けられない一戦となる。
日本は前節のアラブ首長国連邦戦から 7人を入れ替えて臨んだ。「4-3-3」布陣を敷き、 前線に平河、内野航太郎、藤尾、 2列目に荒木、川崎、田中、 左サイドバックに内野貴史、右サイドバックに半田、 センターバックに高井と鈴木、キーパーに野沢が先発した。
ともに消化試合の感覚があり、前半は低調な内容だった。 韓国は引いてプレイし、攻撃の意欲を見せなかった。 日本は選手間の連携がとれずにバラバラだった。
後半は韓国が選手交代を行って攻撃的になり、激しくなった。 日本も松木と藤田を投入して点を取りに行ったが、先制出来なかった。
韓国は 75分に右コーナーキックをキム・ミヌが頭であわせて先制した。
日本はそこから細谷を投入して攻勢をかけ、ゴール前でチャンスを多く作ったが、 最後までゴールを決められずに終わった。