「4-2-3-1」布陣を敷き、ワントップに土方、左に辻澤、トップ下に天野、右に久保田、 守備的中盤に大山と角田、 左サイドバックに佐々木、右サイドバックに小山、センターバックに米田と白垣、 キーパーに鹿島が先発した。
開始から激しい攻防が続き、 日本は 20分に久保田がドリブルで進んで右に叩き、 土方がキーパーの頭上を越す高いクロスを折り返して辻澤が頭であわせ、先制した。
北朝鮮は 44分に右クロスをジョン・リョン・ジョンが頭であわせて同点にした。
後半は北朝鮮が押し気味に進め、日本はピンチを作ったが、GK鹿島の好守で失点を阻止した。
80分を経過して北朝鮮は選手交代を行って攻勢をかけ、86分に右サイドを深くえぐってマイナスのクロスを折り返し、 ジョン・リョン・ジョンが頭であわせて決勝ゴールを決めた。
北朝鮮は 7大会ぶり 2度目の優勝を果たした。