「4-3-3」布陣で臨み、 トップに田中美南、左に上野、右に藤野、中央に長野と長谷川、 左サイドに北川、右サイドに清水、 3バックに南、熊谷、高橋、キーパーに山下が先発した。
ボールを支配しながら敵陣に押し込んで進め、25分に正面 30メートルのフリーキックをゴール前に入れ、ディフェンスがクリアしたボールを上野が左から頭で入れ戻した。 田中が頭であわせてキーパーが指先で弾いたボールがバーに当たって落ち、高橋が押し込んで先制した。
北朝鮮は前半終了間際に反撃し、右サイドのスローインからゴール前につないでチェ・クムオクが後ろ向きに右足ヒールであわせたが、 GK山下がゴールライン上でかき出して失点を阻止した。
後半は北朝鮮が攻勢をかけ、日本は守勢を強いられたが、失点せずに進めた。
76分に清水が右サイドをあがって前線でパスを受け、ディフェンスを突破してペナルティーエリアの深い位置からクロスをあげた。藤野が頭であわせて 2点目を決めた。
その後は北朝鮮の反撃を止められずに 81分に失点したが、同点は許さずにリードを守ってパリ行きを決めた。