「4-3-3」布陣で臨み、 トップに田中美南、左に植木、右に藤野、中央に長野と長谷川、 守備的な中盤に熊谷、左サイドバックに古賀、右サイドバックに清水、 センターバックに南と高橋、キーパーに山下が先発した。
攻守を整えながら慎重にプレイし、ボールを支配して有利に進めたが、 ゴール前での決定機が少なく、迫力を欠いた。
26分に自陣でボールを奪われてピンチを作り、ミョン・ユジョンに正面から強烈な 20メートル弾を打たれたが、GK山下の好反応で阻止して失点を許さなかった。
前半終了間際に攻勢をかけてゴールに迫り、42分に右サイドからクロスを入れて田中が左足でシュートする絶好機があったが、 キーパーの好守に阻まれて先制できなかった。
後半は北朝鮮が前に出て攻め、日本は防戦に回った。ピンチを作って苦しかったが、失点せずに耐えた。 73分の守備でクロスを入れられ、キム・キョンヨンに頭であわせられたが、バーが跳ね返して阻止した。
その後は途中出場した 18歳の谷川を軸に攻撃してチャンスを作ったが、 決められなかった。
0-0のまま 90分を終了した。
第2戦は 28日に東京「国立競技場」で行われる。 勝ったチームがパリ五輪の出場権を獲得する。