「4-3-3」布陣で臨み、 トップに田中美南、左に植木、右に藤野、中央に長野と長谷川、 守備的な中盤に熊谷、左サイドバックに古賀、右サイドバックに清水、 センターバックに南と高橋、キーパーに山下が先発した。
攻守を整えながら慎重にプレイし、ボールを支配して有利に進めたが、 ゴール前での決定機が少なく、迫力を欠いた。
北朝鮮は守備を固めながら力強く攻め、26分にミョン・ユジョンが正面から右足で強烈な 20メートル弾を放ったが、GK山下が好反応で阻止して得点できなかった。
日本は前半終了間際に攻勢をかけてゴールに迫り、 42分に右サイドからクロスを入れてディフェンスが止めたボールを田中が拾って左足でシュートする絶好機があったが、 ディフェンスの足に当たって角度が変わったボールをキーパーが足を出して阻止して得点できなかった。