開始からボールを支配して敵陣に押し込んで進め、 12分に左サイドのスローインを頭でつないで大迫が足元に落としてペナルティーエリア内に縦パスを送り、井出が右足で決めて先制した。
14分には大迫が右からのパスをペナルティーエリア左角付近で受けて折り返し、 武藤が右足ボレーであわせた。
名古屋は 30分に神戸のGK前川が蹴りだしたボールを藤井がセンターライン付近で飛びついて頭で跳ね返し、 前線のユンカーが受けて体勢を崩しながら左足で決めた。
その後もユンカーにボールを集めて決定機を作ったが、 神戸の身体を張った守備に阻まれて同点にできなかった。
後半は神戸が押し気味に進めてチャンスを作ったが、追加点を奪えなかった。
名古屋は 76分に左クロスを前田が右足ボレーであわせる決定機があったが、 バーに跳ね返されて決められなかった。
神戸がリードを守って逃げ切り、歓喜の瞬間を迎えた。 初優勝は 2017年の川崎以来、11チーム目。 Jリーグ参入 27年目で悲願達成となった。