磐田がボールを有利に支配して進めたが、 大宮も安易に引かずにフィールド中盤でぶつかり、互角にわたりあった。
18分に大宮が先制し、右コーナーキックからゴール前に跳ねあがったボールを頭でつなぎ、最後に室井が右足ボレーで蹴り込んだ。
磐田は 25分に右コーナーキックを伊藤が頭であわせて同点にした。 その後も有利に進めたが、逆転できなかった。
大宮は 62分に中野を投入し、その直後の 63分にペナルティーエリア左でパスを受けてディフェンス 2人を引き付け、 ゴール前に送ったボールをシュヴィルツォクが右足で決めて勝ち越した。
磐田は 65分に藤川を投入し、77分にペナルティーエリア内でパスを受けて前を向き、 ディフェンスの股を抜く左足グラウンダーを決めて同点にした。
その後は磐田が有利に進めながもゴールを決められずに引き分けそうだったが、最後のプレイでドラマがあった。 後半追加タイム 5分に右コーナーキックからゴール前に落ちたボールをグラッサが左足で蹴り込んで決勝点とした。
磐田は 3試合ぶりの勝利で 17勝 10分 7敗となった。 勝ち点 61で首位町田との差を 6に縮めた。
大宮は 7勝 6分 21敗となった。勝ち点 27で最下位。