開始から積極的にプレイして主導権を握って進めた。 敵陣に攻め込んでチャンスを作ったが、先制できなかった。
コロンビアは守勢を強いられ、攻撃の核となる 18歳のカイセドが徹底マークされて封じられ、 あまりチャンスを作れなかったが、44分にペナルティーエリア右角付近でパスを得たサントスがクロスをあげるように柔らかいシュートを放ち、 キーパーの頭上を越して決まり、先制した。
イングランドはすぐに追いつき、前半追加タイム 6分に後方からゴール前に浮き球を入れ、 混戦でキーパーが抑えきれずにこぼしたボールをヘンプが蹴り込んで同点にした。
後半もイングランドが有利に進め、63分にルッソが前線で縦パスを受けてディフェンスを交わし、右足で決めて逆転した。
コロンビアは終盤に猛攻し、連続してチャンスを作ったが、 同点弾を決められずに終わった。
イングランドは初の決勝進出をかけて 16日の準決勝でオーストラリアと対戦する。