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UPDATED 2023/8/11

なでしこ女子W杯準々決勝敗退、 前半持ち味だせず後半はPK失敗

8月 11日 -- 女子ワールドカップ(W杯)準々決勝は 3大会ぶりの優勝を目指す日本女子代表「なでしこジャパン」FIFAランキング11位) が前回大会 3位で東京五輪・銀メダルのスウェーデン(同3位)と対戦し、1-2で敗れた。

序盤は互角の攻防が続いたが、徐々に日本が消極的になって攻められなくなり、 持ち味を発揮できなくなった。

スウェーデンはフィールド中盤を支配して有利にプレイし、 日本陣内に深く入り込んだ。 32分にフリーキックからの二次攻撃でパスをつなぎ、 ゴール前の混戦でイレステットが蹴り込んで先制した。

43分にはアスラニがペナルティーエリア手前でパスを受けて右足でシュートしたが、 GK山下が指先で弾いたボールが右ポストを直撃して決められなかった。

後半は 51分に長野のハンド反則でPKを獲得した。アンジェルダールがキックを決めて 2-0とした。

日本は 52分に植木を投入して反撃に転じ、敵陣に攻め込んだ。 76分に植木がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得し、 自らキックしたが、バーに跳ね返されて得点できなかった。

86分には正面 25メートルのフリーキックを藤野が右足で直接狙ったが、 バーを叩いて跳ね返り、キーパーに当たったボールがポストに跳ね返されて決められなかった。

直後の 87分にペナルティーエリア左でパスを受けた植木がゴール前に送り、ディフェンスが止めてこぼれたところを林が蹴り込んで 1点返した。

さらに攻勢を続けたが、同点にできずに終わった。

勝ったスウェーデンは準決勝でスペインと対戦する。