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UPDATED 2023/8/6

女子W杯前回優勝のアメリカが敗退、 壮絶PK戦 1ミリ超えでスウェーデン勝利

8月 6日 -- 女子ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント 1回戦は前回大会 3位で東京五輪・銀メダルのスウェーデンFIFAランキング3位)が前回優勝で 3連覇を目指したアメリカ合衆国(同1位)にPK戦の末にゴールラインテクノロジーよって勝利を決め、8強入りした。

11日の準々決勝は日本と対戦する。

アメリカが積極的に攻め、前線のモーガンにボールを集めてチャンスを作ったが、 1日のポルトガル戦同様に決定力を欠いて決められなかった。

スウェーデンは守備のブロックを崩さずに対応して失点を阻止した。 GKムソビッチのスーパーセーブも随所に光った。

攻撃は前線のブラックステニウスが封じられて思うようにシュートまで行けなかった。 後半に選手交代を行っていい形を作ったが、決められずに 0-0で 90分を終了した。

延長戦はアメリカが押し気味に進めたが、得点は入らずに 120分を終了した。

PK戦は 5人目を終了して 3-3で決着せずにサドンデスに進んだ。6人目はともに成功。 7人目はアメリカのオハラが右ポストに当てて失敗した。 後攻のスウェーデンはフルティグが蹴り、GKネハーが両手でブロックしたボールが後ろにあがってゴールに入りかけた。ネハーがすぐに反応してボールをかき出した。

得点を阻止したように見えたが、ゴールラインテクノロジーよってボールが白線を 1ミリ超えており、 得点が認められてスウェーデンが劇的勝利を飾った。