「3-4-3」布陣を敷き、 前線に宮澤、田中、藤野、 2列目に遠藤、長谷川、長野、清水、 ディフェンスに高橋、熊谷、南、キーパーに山下が先発した。
開始からボールを支配して敵陣に押し込んで進め、チャンスを作った。
15分に宮澤が左サイドでパスを受けてクロスをあげ、 相手のディフェンスが足をあげて阻止しようとしたボールがゴールに向かってオウンゴールとなって先制した。
ノルウェーは攻撃の機会がほとんどなかったが、20分に最初のチャンスを得点につなげた。 右クロスをレイテンが頭であわせて同点にした。
その後は日本が主導権を握って進め、50分にペナルティーエリア内でパスを受けた長谷川が後ろに戻し、相手にカットされて横に出たボールを清水が走り込んで奪って蹴り込み、勝ち越した。
終盤はノルウェーが選手交代を行って攻勢をかけ、 日本は守勢を強いられたが、隙を作らずに失点しなかった。 81分に宮澤のカウンター攻撃が炸裂し、 前線に出されたボールに追いついて左足で決めた。
90分に失点しそうなピンチがあったが、 GK山下が好反応でボールをゴールライン上ではじき出し、 2点リードを守って逃げ切った。