欧州チャンピオンズリーグの出場権獲得に向けて落とせない上位対決となったが、 痛恨の敗戦となった。出場権を獲得する 4位との勝ち点差を 10にひろげて厳しくなった。
トットナムは戦術を巡る問題で前任のアントニオ・コンテ監督を先月 21日に解任し、 クリスティアン・ステッリーニ監督代行が指揮して初勝利となった。5位を守り、4位とは 3差。
三笘は攻撃的な左サイドでフル出場した。17分に後方からゴール前に軽く上げられたボールを右肩で受けて右足ボレーで鮮やかに決めたが、 VARによってボールが右腕に当たっていたとしてハンド反則をとられ、得点は取り消された。
その後はディフェンスに厳しくマークされて決定的な仕事はできなかった。
試合はトットナムが最初のチャンスを生かし、10分にソン・フンミンがペナルティーエリア左角付近でボールを受けて中央に流れながら右足でカーブをかけたシュートを鮮やかに決めて先制した。
ブライトンは 34分に右コーナーキックをダンクが頭であわせて同点にした。
後半はブライトンが押し気味に進めて 55分にウェルベックがペナルティーエリア内でパスを受けて反転し、 左足で決めたが、前にいたマカリスターの腕にボールが当たっていたとしてハンド反則を取られて得点が取り消された。
その直後にはサイドラインで両チームの監督とコーチが激しくやりあい、 あわや乱闘かの騒動が勃発した。両チームの監督にレッドカードが提示されて退席処分となった。
トットナムは 79分にホイビュルクがペナルティーエリア右に持ち込んでマイナスのボールを折り返し、フリーで待っていたケインが右足で鮮やかに決めて決勝点とした。
ブライトンは 13勝 7分 9敗となった。勝ち点 46で 7位。
トットナムは 16勝 5分 9敗となった。勝ち点 53で 5位。