初戦で強豪のドイツに逆転勝ちして「ドーハの歓喜」に沸き、第2戦で格下のコスタリカに敗れて厳しい状況に追い込まれたが、 再び強豪のスペインに逆転勝ちを決めて 2度目の「ドーハの歓喜」に沸いた。
前半は 11分の守備でゴール前にあげられたクロスをモラタに頭で決められて失点した。 いきなり苦しい流れになったが、積極的に前に出て反撃する構えをみせた。
後半はハーフタイムに堂安と三笘を投入して攻勢をかけ、 48分に前田がキーパーにプレッシャーをかけて蹴りだしたボールを乱し、 伊東が右サイドで奪って堂安が拾い、ペナルティーエリア手前から左足を振りぬいて鮮やかに決めて同点にした。
51分には堂安がペナルティーエリア右からゴール前に流し込み、左ポストの外に出そうになったボールを三笘がぎりぎりで折り返し、田中が押し込んで逆転した。 VARによってボールがラインの外に出ていたか長く検証された後、ゴールが認められた。
その後はスペインが選手交代を行って反撃し、 日本は自陣に下げられて守勢を強いられたが、集中した守備で失点を許さなかった。リードを守って逃げ切った。
E組のもう 1試合はドイツがコスタリカに 4-2で勝った。 勝ち点は日本 6、スペイン 4、ドイツ 4、コスタリカ 3で終えた。 日本とスペインが決勝トーナメントに進んだ。