2度目の出場のカナダは 36年前の大会で 3連敗して勝ち点をとれずに終わり、今大会は初勝ち点を目指したが、3連敗で敗退して悲願を達成できなかった。
試合はモロッコが 4分にカナダのミスにつけ込み、 GKボージャンがペナルティーエリア外に出て蹴ったボールをツィエクが拾って 30メートルのロングシュートを放ち、 無人のゴールに決めて先制した。
23分には自陣から前線に大きく蹴りだされたボールをエン=ネシリが抜け出してペナルティーエリア右に持ち込み、右足で決めた。
カナダは反撃して 40分に左サイドを運んでアデクグベが鋭いグラウンダーをゴール方向に蹴り込み、 GKブヌが阻止しきれずにゴールに決まってオウンゴールで 1点返した。
71分には右コーナーキックをハッチンソンが頭であわせる絶好機があったが、 バーを直撃したボールが真下に落ち、ラインを越えずに前に戻ってきて決められなかった。
その後は得点チャンスをあまり作れずに終わった。
F組のもう 1試合はクロアチアとベルギーが 0-0で引き分けた。
勝ち点はモロッコ 7、クロアチア 5、ベルギー 4、カナダ 0で終えた。 モロッコとクロアチアが決勝トーナメントに進んだ。
決勝トーナメント 1回戦はモロッコが 6日にE組 2位、 クロアチアが 5日にE組首位と対戦する。