サッカー・ニュース

UPDATED 2022/12/1

衝撃結末 試合終了後にビデオ判定、 フランス同点ゴールが取り消される

11月 30日 -- FIFAワールドカップ・1次リーグD組最終節はチュニジアFIFAランキング30位)が前回優勝のフランス(同4位)と対戦し、 ラストプレイで同点ゴールを決められたが、試合終了後に取り消されて 1-0で初勝利をあげた。

1勝 1分 1敗で勝ち点 4としたが、同時刻に行われたもう 1試合でオーストラリアが勝ったため、D組 3位に終わり、決勝トーナメントには進めなかった。

フランスは前節の時点で決勝トーナメント進出を決めていた。 ワールドカップの敗戦は 2014年大会の決勝以来となった。無敗記録を 9試合で止めた。

試合はチュニジアが 1次リーグ突破を目指して開始から精力的にプレイした。

無理に勝たなくてよかったフランスは主力を先発から外して臨んだ。ボールを支配しながらゆったりと立ち回った。

前半を 0-0で折り返し、後半はチュニジアが 59分に敵陣でボールを奪い、 ハズリがドリブルで中央を進んでペナルティーエリア内に持ち込んでディフェンスに囲まれながらグラウンダーのシュートを上手く決めて先制した。

フランスはエムバペなどの主力を投入して反撃し、 後半追加タイムのラストプレイで左クロスを入れ、ディフェンスが頭で弾いたボールをグリーズマンが右足ボレーで叩き込んで同点にした。

その直後に試合終了の笛が鳴った。

だが、その時点では決着せず。VARの介入によって主審がビデオ判定を行い、 グリーズマンがオフサイドであったとして得点を取り消した。

オフサイドの時点から試合が再開され、2度目の終了の笛が鳴った。

同時刻に行われたD組のもう 1試合はオーストラリアが 1-0でデンマークに勝った。 勝ち点はフランス 6、オーストラリア 6、チュニジア 4、デンマーク 1で終えた。

決勝トーナメント 1回戦はフランスが 12月 4日にC組 2位、 オーストラリアが同 3日にC組首位と対戦する。