主力に故障者が多く出てフィールド中盤の要である 遠藤航と守田英正が欠場し、さらに攻撃の三笘薫、守備の冨安らが欠場した。
「4-2-3-1」布陣を敷いてワントップに浅野、左に久保、右に相馬、トップ下に南野、 中盤に柴崎と田中、左サイドバックに伊藤、右サイドバックに酒井、 センターバックに谷口と板倉、キーパーに権田が先発した。
9分に最初のチャンスを生かし、 柴崎が後方からゴール前にボールをあげ、 相馬が反応して飛びつきなんがら右足を出して触れ、先制ゴールを決めた。
その後はカナダにボールを支配されて守勢に回り、21分のコーナーキックの守備で ビトーリアに決められて同点にされた。
その後も攻め込まれる時間が続いて守勢に回り、苦戦が続いた。
終盤は 85分に吉田を投入して 3バックに変更したことで状況を改善し、攻撃でいい形を作るようになった。 88分に山根が右サイドの前線に抜け出して縦パスを受け、 ペナルティーエリア内に持ち込んで右足でシュートしたが、 グラウンダーのボールが右ポストに跳ね返されて惜しくも決められなかった。
1-1のまま引き分けそうだったが、追加タイム 3分に 山根が決定的なミスを犯し、ペナルティーエリア内の守備で 足をかけてカナダのラリアを倒し、PKを与えた。
カナダはカバリーニがキックを決めて勝った。
ワールドカップは 11月 21日に開幕し、 7大会連続出場の日本は 1次リーグで 23日にドイツ、27日にコスタリカ、 12月 1日にスペインと対戦する。