「3-4-3」布陣を敷き、前線に山本柚月、藤野あおば、浜野まいか、 2列目に大山愛笑、岩ア心南、小山史乃観、杉澤海星、 ディフェンスに長江伊吹、石川璃音、田畑晴菜、キーパーに大場朱羽が先発した。
攻守を整えながら慎重にプレイし、積極性を欠いて主導権を握れなかった。
スペインはボールを支配して押し込み、12分にガバーロが前線に抜けだして後方からのボールを胸で受け、 右足アウトサイドで鮮やかに蹴り込んで先制した。
22分にはパラルエロが前線に抜けだして後方からのボールを受けてドリブルで進み、キーパーと 1対1になって左足で決めた。
27分には石川がハンド反則を取られてPKとなり、 スペインはパラルエロが決めて 3-0とした。
日本はハーフタイムに選手交代して後半に攻勢をかけ、47分にフリーキックから前線にボールを入れ、石川、田畑とつないで最後に天野が蹴り込んで 1点返した。
その後も攻勢を続けたが、引いて守るスペインの堅守を崩せなかった。ゴールを決められずに終わった。
大会の最優秀選手(ゴールデンボール)は浜野が選ばれた。 得点王(ゴールデンブート)はガバーロ(8ゴール)、 浜野は 4ゴールでシルバーブート、山本は 3ゴールでブロンズブートに 輝いた。
日本はフェアプレイ賞を受賞した。