「3-5-2」布陣を敷き、 ツートップに山本柚月と浜野まいか、 2列目に天野紗、大山愛笑、岩ア心南、小山史乃観、杉澤海星、 ディフェンスに長江伊吹、石川璃音、田畑晴菜、 キーパーに大場朱羽が先発した。
15分に失点した後、33分に前線に抜け出してボールを受けようとした浜野がキーパーと交錯してPKを獲得した。山本が決めて同点にした。
48分には山本が右サイドでボールを運んで中央にパスし、 浜野がペナルティーエリア手前から右足を振りぬいて鮮やかに決め、逆転した。
その後も有利に進めたが、追加点は奪えなかった。 85分の守備で自陣内でボールを奪われてシュートを決められ、同点にされた。
延長はフランスが押し気味に進め、110分にホールツェルが右足で 25メートルのグラウンダー弾を鮮やかに決めて勝ち越した。
日本は疲労が色濃く、足が重くなって同点に追いつけそうな雰囲気がなかったが、 終了間際の追加タイムにフリーキックを得てゴール前にあげた。 藤野あおばがボールを頭であわせにいき、キーパーと交錯して頭を叩かれた。
フィールド上の判定はノーファウルだったが、VARが介入してビデオ判定となり、 日本に起死回生のPKが与えられた。藤野が落ち着いてキックを決めて同点にし、 延長が終了した。
PK戦はGK大場が 1人目のキックを止めてリードした。 先攻の日本は 5人すべて決めて勝利した。
日本は 25日の準決勝でブラジルと対戦する。