前節は 19位の岩手に 0-3で惨敗した。 この日も失点が多くなって苦戦を強いられ、苦杯をなめた。 降格を争うチームに 2連敗してとれるはずの勝ち点を逃した。
16勝 9分 5敗となった。勝ち点 57で首位は変わらない。2位の新潟とは 1差となった。
開始から大宮が勢いよく攻め、 3分に矢島が左サイドからクロスをあげ、 柴山が左足ボレーであわせて先制した。
横浜FCは反撃して 14分に右サイドの深い位置からクロスをあげ、 ワンバウンドしたボールを亀川が右足ボレーで叩き、 前にいたディフェンスに当たってドライブ回転がかかり、ゴールに決まった。
その後もチャンスを作ったが、逆転は出来なかった。
大宮は 48分に奥抜が左サイドを深くえぐってマイナスのボールを送り、 亀川が押し込んで勝ち越した。
横浜FCは直後の 50分にサウロ・ミネイロが正面 20メートルから左足を振りぬき、 グラウンダー弾をゴール右下に決めて同点にした。
大宮は 64分に自陣からロングボールを前線に送り、 横浜FCのGKブローダーセンが大きく飛び出して味方と交錯し、 クリアできなかったボールを富山が拾い、 無人のゴールに蹴り込んで勝ち越した。
終盤は横浜FCが攻勢をかけたが、大宮が守備を固めてしのぎ、リードを守り切った。
大宮は 2カ月ぶりの勝利で 6勝 10分 14敗となった。 勝ち点 28で 20位に上がった。