パリ五輪を目指す U-21世代の代表で大会に臨んでいる日本は U-23世代の韓国にパワーで押されてやや苦しんだが、 隙のない守備で失点せずに進め、積極的な攻撃で決定機を生かしてゴールを決めた。
「4-2-3-1」布陣を敷き、ワントップに細谷、 2列目は左から佐藤、鈴木唯人、藤尾、中盤は藤田と山本、 守備は左サイドバックに加藤、右サイドバックに半田、 センターバックにチェイス・アンリと馬場、キーパーに鈴木彩艶が先発した。
開始から韓国に押し込まれたが、失点せずに跳ね返し、反撃した。 22分にゴール正面 25メートルでフリーキックを得た。 鈴木唯人が右足で直接狙い、 壁の頭に当たって角度が変わり、バーを直撃したボールがゴールに決まって先制した。
その後も決定機を作ったが、決められずに前半を 1-0で折り返した。
後半は開始から韓国が攻勢をかけた。日本は守備を固めて失点せずにリードを守った。
65分に右スローインからパスをつなぎ、鈴木唯人がペナルティーエリア内に持ち込んでシュートし、 キーパーがブロックしたこぼれ球を細谷が押し込んで 2-0とした。
80分には鈴木唯人がゴール正面でパスを受けて反転し、 左足で決めた。
日本は 15日の準々決勝で開催国のウズベキスタンと対戦する。