「4-2-3-1」布陣を敷き、ワントップに細谷、 前線は左から斉藤、鈴木唯人、山田、中盤は藤田と松岡、 守備は左サイドバックに加藤、右サイドバックに内野、 センターバックに鈴木海音とチェイス・アンリ、キーパーに鈴木彩艶が先発した。
前半は選手たちに硬さがあり、動きが鈍く、連携が悪かった。 フィールド中盤を相手に支配され、思うように試合を運ぶことが出来なかった。 攻め込まれてピンチを作ったが、GK鈴木彩艶の好守によって失点せずに 0-0で折り返した。
後半は 60分に内野が右サイドから中央にボールを蹴り込み、 ディフェンスがミスして後ろに抜けたボールを鈴木唯人が受けて左足で決め、先制した。
リードを守れずに直後の 63分にアラブ首長国連邦にロングボールをペナルティーエリア内に送り込まれ、 アルブルーシに強烈な右足で決められて同点にされた。
71分にはチェイス・アンリのハンド反則によってPKを与え、 逆転のピンチを作ったが、GK鈴木彩艶が止めて失点を免れた。
76分に藤尾がペナルティーエリア右脇から鋭いクロスをあげ、 ゴール前でフリーになっていた細谷が頭であわせて勝ち越した。
終了間際の追加タイムには藤尾がペナルティーエリア右でパスを受けて右足でシュートしたが、 枠の右角を叩いて跳ね返され、追加点を奪えずに終わった。
グループステージD組のもう 1試合はサウジアラビアがタジキスタンに 5-0で勝った。
日本はこの後、6日にサウジアラビア、9日にタジキスタンと対戦する。