アジア・チャンピオンズリーグに出場し、 J1リーグは 1カ月ぶりの試合となった。 初勝利をあげてこれまでの悪い流れを断ち切りたかったが、 退場者を出して劣勢を強いられ、惨敗した。 開幕からの未勝利は 11試合となった。
ガンバがフィールド中盤で積極的にプレイして有利に進め、 31分に前線に蹴りだしたボールをパトリックが追い、神戸の菊池と競り合って倒された。 フィールド上の判定はノーファウルだったが、VARが介入してビデオ判定がおこなわれ、 判定が覆り、決定機を阻止したとして菊池にレッドカードが提示された。退場処分となった。
ガンバは数的優位に立って攻め、41分に柳澤がペナルティーエリア内でパスを受けて右足でシュートする決定機があったが、 左ポストを直撃して決められなかった。
前半追加タイム 2分にはクォン・ギョンウォンが左足で 30メートル弾を放ったが、 右ポストを直撃して決められなかった。
後半は選手交代を行って攻勢をかけ、81分に右コーナーキックのクリアボールを柳澤が蹴り込み、 ディフェンスに当たって浮いたボールをクォン・ギョンウォンが頭であわせて先制した。
後半追加タイム 1分にはウェリントン・シウバが左サイドからペナルティーエリア内に持ち込み、 右足で決めた。
ガンバは 6試合ぶりの勝利で 3勝 5分 4敗となった。勝ち点 14で 12位。
神戸は 4分 7敗で勝ち点 4。