7月 11日 --
欧州選手権ユーロ2020はロンドンで決勝を行い、
イタリアがPK戦の末に
イングランドを下して
1968年以来、13大会ぶり 2度目の優勝を果たした。
2016年の前回大会は 8強にとどまり、
2018年のワールドカップは出場を逃して名門が失墜したが、
見事に復権を果たし、欧州制覇した。
今大会は予選を含めて 17戦無敗で頂点に立った。
特にディフェンスが強く、複数失点した試合がなかった。
この日も開始直後に失点したが、その後は追加点を許さなかった。
イングランドは 2分に右から柔らかいクロスをショーが左足ボレーであわせて先制した。
イタリアはそこからボールを支配して有利に進め、
チャンスを多く作ったが、前線で決定力を欠いて苦戦した。
前半は無得点だった。
後半 67分になって右コーナーキックからベラッティが倒れ込みながら頭であわせ、
左ポストに跳ね返されたボールをボヌッチが押し込んで同点にした。
その後は落ち着いた流れとなり、どちらも決定力を欠いて勝ち越せなかった。
1-1で 90分を終了した。延長でも膠着した状況が打開されずに
120分を終了した。
PK戦はイタリアが先攻となり、2人目が失敗した。
後攻のイングランドは 3人目と 4人目が失敗した。
5人目はイタリアが失敗して決められなかったが、
イングランドも失敗して決着した。