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UPDATED 2021/7/12

イタリア 52年ぶり欧州制覇
PK戦の末にイングランド下す

7月 11日 -- 欧州選手権ユーロ2020はロンドンで決勝を行い、イタリアがPK戦の末にイングランドを下して 1968年以来、13大会ぶり 2度目の優勝を果たした。

2016年の前回大会は 8強にとどまり、 2018年のワールドカップは出場を逃して名門が失墜したが、 見事に復権を果たし、欧州制覇した。

今大会は予選を含めて 17戦無敗で頂点に立った。 特にディフェンスが強く、複数失点した試合がなかった。 この日も開始直後に失点したが、その後は追加点を許さなかった。

イングランドは 2分に右から柔らかいクロスをショーが左足ボレーであわせて先制した。

イタリアはそこからボールを支配して有利に進め、 チャンスを多く作ったが、前線で決定力を欠いて苦戦した。 前半は無得点だった。

後半 67分になって右コーナーキックからベラッティが倒れ込みながら頭であわせ、 左ポストに跳ね返されたボールをボヌッチが押し込んで同点にした。

その後は落ち着いた流れとなり、どちらも決定力を欠いて勝ち越せなかった。 1-1で 90分を終了した。延長でも膠着した状況が打開されずに 120分を終了した。

PK戦はイタリアが先攻となり、2人目が失敗した。 後攻のイングランドは 3人目と 4人目が失敗した。 5人目はイタリアが失敗して決められなかったが、 イングランドも失敗して決着した。


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