6月 19日 -- ワールドカップ・1次リーグH組は日本がコロンビアと初戦を行い、
同点の後半に大迫がゴールを決めて 2-1で勝った。
日本はワールドカップで通算 5勝目となった。
南米のチームに勝ったのは初めて。
大会の初戦で勝ったのは 2010年の南アフリカ大会、カメルーン戦 1-0以来 2度目となった。
試合は開始直後に大きく動いた。
4分に日本がカンター攻撃をかけ、前線でボールを受けた大迫がシュートし、
キーパーにブロックされた跳ね返りを香川が左足でシュートした。
そのボールをコロンビアのカルロス・サンチェスが右腕で叩き落として反則となり、PKを獲得した。
カルロス・サンチェスはレッドカードを受けて一発退場した。
香川は冷静にキックを決めて先制した。
日本は数的優位に立って有利に進めると思われたが、徐々に消極的になって攻められなくなり、守勢を強いられた。
39分に自陣ペナルティーエリア手前で反則し、コロンビアのキンテロに直接シュートを決められて同点にされた。
後半は立て直して積極的に攻め、チャンスを多く作った。
70分に香川に代えて本田を入れ、直後の 73分に左コーナーキックを得て本田がゴール前にクロスをあげた。
大迫が頭であわせて鮮やかに決めて勝ち越した。
その後は慎重にボールを支配して進め、時間を消費した。
コロンビアに攻め込まれてピンチを作る場面があったが、
身体を張った守備で失点を阻止して逃げ切った。
H組のもう 1試合はこの後、ポーランドとセネガルが対戦する。
日本はこの後、24日にセネガル、28日にポーランドと対戦する。
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