6月 15日 -- ワールドカップ・1次リーグB組の大一番は
クリスティアーノ・ロナウドが 3ゴールを決めたポルトガルがスペインと 3-3で引き分けた。
3日前に監督交代して世界を驚かせたスペインはイエロ新監督が初陣を白星で飾れなかった。
開始からポルトガルがボールを支配して攻め、3分にクリスティアーノ・ロナウドがボールを持ってペナルティーエリア内に進み、
足をかけられて倒され、PKを獲得した。自らキックを決めて先制した。
スペインはそこからボールを支配して反撃し、24分に前線でロングボールを受けたジエゴ・コスタが
ペナルティーエリア内に進んでディフェンスをかわし、右足で同点弾を決めた。
ポルトガルは 44分にペナルティーエリア手前でボールを得たクリスティアーノ・ロナウドが左足で鋭いグラウンダー弾を放ち、
正面に回って捕球しに行ったGKデヘアがボールを後方にそらす痛恨のミスを犯してゴールに決まった。
スペインは 55分にゴール正面 30mのフリーキックを右ポスト脇にあげ、
ブスケツが頭で落としてジエゴ・コスタが右足であわせ、同点にした。
さらに 58分に左サイドでパスをつないでペナルティーエリア内に持ち込み、
ディフェンスがクリアしたボールをナチョが右足ボレーであわせ、左ポストを直撃して決めた。
ポルトガルは攻撃の形を作れずに苦しかったが、88分にクリスティアーノ・ロナウドが
ゴール正面 20m地点で倒されてフリーキックを得た。
自ら右足で直接狙い、カーブをかけたボールが鋭く曲がって決まり、
同点にした。
B組のもう 1試合はイランが 1-0でモロッコに勝った。
勝ち点はイラン 3、スぺイン 1、ポルトガル 1、モロッコ 0となった。
|