10月 6日 -- FIFAワールドカップ2018(W杯)アジア最終予選は
日本代表が「埼玉スタジアム」でイラク代表と対戦し、
後半の追加タイムに山口が勝ち越しゴールを決めて 2-1で勝った。
「4-2-3-1」布陣を敷き、前回のタイ戦で外れた岡崎と清武を戻し、
岡崎をワントップ、清武をトップ下に入れた。左サイドは所属クラブのドルトムント(ドイツ)で出場機会のない香川を下げ、
ヘルタ・ベルリン(ドイツ)で活躍している原口を入れた。右サイドは本田が入った。香川は出場しなかった。
27分にカウンター攻撃をかけ、清武が右の本田にパスを出して右サイドを深く回り込んでリターンパスを受け、
ゴール前に流し込んだ。原口がキーパーの前で後ろ向きに右足であわせて先制ゴールを決めた。
後半はイラクが盛り返し、60分に左サイドの深い位置でフリーキックを得てゴール前にあげ、
ナティクが頭であわせて同点にした。その後もいい流れで進めてチャンスを作ったが、逆転はできなかった。
終盤は運動量が落ち、必要以上に倒れて時間稼ぎをする場面が多くなった。
日本は攻勢をかけて勝ち越しを目指したが、シュートが枠に行かずにゴールを奪えそうになかった。
90分を過ぎて同点で終わりそうだったが、左サイドの深い位置でフリーキックを得て清武がゴール前にクロスをあげた。
原口と長谷部が競って中央に跳ね上がり、落ちてきたところを山口が右足ボレーであわせて 20mグラウンダー弾を決め、劇的な勝利をさらった。
日本は 2勝 1敗で勝ち点 6となった。イランは 3連敗で勝ち点 0。
最終予選B組の残り試合はサウジアラビアがホームでオーストラリア、アラブ首長国連邦がホームでタイと対戦する。
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