6月 11日 -- 欧州選手権「ユーロ2016」・グループステージB組は
ロシアが終了間際の追加タイムにゴールを決めてイングランドと 1-1で引き分けた。
イングランドはケインのワントップで臨み、
バーディはベンチスタートで出場しなかった。
他の攻撃陣はトップ下にルーニー、両サイドにララーナとスターリングが先発した。
開始から積極的にプレイして押し、ゴール前でチャンスを作ったが、
粘り強くプレイするロシアの守備を攻略しきれなかった。
前半を 0-0で終え、後半は活力を欠いてロシアに巻き返されたが、失点せずに進めた。
71分の攻撃で左サイドから流し込んだボールが中央にこぼれ、ルーニーがフリーでシュートする絶好機があったが、
GKアキンフェエフの好守に阻まれて得点できなかった。
直後の 73分に正面エリア際の好位置でフリーキックを得てダイアーが右足で直接決めてようやく先制した。
その後もチャンスを作ったが、追加点を奪えなかった。
ロシアは終了間際に攻勢をかけ、追加タイム 2分に左クロスを入れ、
ベレズツキーが頭であわせた。緩い山なりボールがキーパーの頭上を越えてゴールに決まり、同点にした。
両チームのサポーターは試合の 2日前から衝突して警官隊が出動する暴動を起こした。
この試合の終わりにもスタジアムの観客席で衝突し、乱闘になった。
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