3月 12日 -- 日本サッカー協会は日本代表監督にボスニア・ヘルツェゴビナ出身で、
前アルジェリア代表監督のバヒド・ハリルホジッチ(62)が就任すると発表した。
東京都内で開かれた理事会で承認された。同氏は 13日に来日し、記者会見する予定。
就労ビザは取得済みで、27日に大分で行われるチュニジアとの国際親善試合で初采配をとる。
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身の監督はイビチャ・オシム以来、2人目となる。
前任のハビエル・アギーレ監督はスペインでの八百長問題によって 2月 3日に解任された。
ハリルホジッチは現役時代にフォワードとしてフランスリーグのナントなどで活躍した。
1990年から監督としてボスニア・ヘルツェゴビナやフランスのクラブを指導して実績を積み、
2008年にコートジボワール代表監督に就任した。
2010年にアフリカ選手権に出場したが、
8強入りにとどまり、解任された。
2011年にアルジェリア代表監督に就任し、2012年のアフリカ選手権は予選で敗退して本大会に出場できなかった。
2013年のアフリカ選手権は出場したが、1勝もできずに敗退した。
2014年はワールドカップ出場を果たし、韓国に勝利するなど、1次リーグを突破して初の 16強入りを果たした。
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