6月 6日 -- 日本代表はワールドカップに向けた強化試合となる
国際親善試合を米フロリダ州タンパでザンビア代表と行い、
大久保が後半追加タイムにゴールを決めて 4-3で逆転勝利した。
攻撃陣はワントップ柿谷、トップ下に本田、左に香川、右に岡崎、ボランチは遠藤と山口、ディフェンスはセンターバックに吉田と今野、左に長友、右に内田が先発した。
キーパーは西川が入った。
前半は攻守で精彩を欠き、シュートはわずか 2本だった。
本田はまったく機能せずに存在感がなく、香川と岡崎も目立たなかった。
岡崎はザンビアのキーパーと接触して頭から出血する場面があった。
日本は 9分と 28分に失点して苦しかったが、40分にハンド反則でPKをとり、本田がキックを決めて 1-2として折り返した。
後半は柿谷に代えて大久保を投入したが、流れは変わらずにシュートは少なかった。
60分に今野に代えて森重、岡崎に代えて大迫、67分には内田に代えて酒井宏を投入した。
73分に香川が左からクロスを入れ、誰にも触れずにそのままゴールに決まって同点にした。
さらに 67分に右サイドから崩して森重がエリア右サイドでディフェンスを交わしてゴール前に流し込み、
本田が滑り込んで押し込んだ。
89分にザンビアのムソンダに 25m弾を決められて同点にされたが、
終了間際に遠藤に代わって入った青山がセンタースポット付近から前線にロングボールをあげ、
大久保がディフェンスを背負いながら右足でトラップし、反転しながら左足で決勝ゴールを決めた。
日本はこの後、タンパ合宿を終えてワールドカップ開催地のブラジルに移動する。
ワールドカップ・1次リーグ C組では 14日にコートジボワール、19日にギリシャ、26日にコロンビアと対戦する。
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