12月 19日 --
イングランド・プレミアリーグは南野拓実が所属するリヴァプールが敵地でトットナムと対戦し、
終盤に退場者を出して 2-2で引き分けた。
南野はベンチ入りしたが、出番はなかった。
トットナムはチーム内で新型コロナウイルスの集団感染が発生したことで中止が続き、5日以来 2週間ぶりの試合となった。
リヴァプールはその間に 2試合を行い、過密日程で疲労をためての一戦となった。
トットナムが 13分に先制し、エンドンベレがペナルティーエリア内に絶妙のスルーパスを送り、ケインが右足で決めて先制した。
リヴァプールは 35分に左サイドから崩し、ロバートソンがペナルティーエリア内からクロスをあげ、ジョタが頭であわせて同点にした。
69分にはこぼれ球をアレクサンダー=アーノルドがペナルティーエリア右から折り返し、
ロバートソンが頭であわせて逆転した。
トットナムは 74分にウィンクスがペナルティーエリア内に縦パスを送り、
GKアリソンがクリアしきれずに後ろにそらしたボールをソン・フンミンが無人のゴールに蹴り込んで同点にした。
直後にはロバートソンがトットナムのエメルソンの足を蹴るラププレイがあり、
両チームの選手が揉みあって騒然とした。ロバートソンにはイエローカードが提示されたが、
VAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)の助言によってビデオ判定を行い、
レッドカードに変更されて一発退場となった。
その後はトットナムが数的優位に立って進めてチャンスを作ったが、
勝ち越せずに終えた。
リヴァプールは連勝を 6で止めて 12勝 5分 1敗となった。勝ち点 41で 2位。
首位マンチェスター・シティーとの差を 3にひろげた。
トットナムは 8勝 2分 5敗となった。勝ち点 26で 7位。