10月 12日 --
ワールドカップ（Ｗ杯）2022・アジア最終予選Ｂ組・第4節は
日本が「埼玉スタジアム」で
オーストラリアと対戦し、
田中碧の先制ゴールとオウンゴールによって 2-1で勝ち、本大会出場に望みをつないだ。
2勝 2敗となり、勝ち点 6に伸ばした。全勝で首位だったオーストラリアの連勝を止めてその差を 3に縮めた。
3試合で 1点しか取れずにオフェンス不振の日本は
7日のサウジアラビア戦から中盤の選手を入れ替え、「4-1-4-1」布陣を採用して臨んだ。
ワントップに大迫、2列目は左から南野、守田、田中、伊東、
中央に遠藤、左サイドバックに長友、右サイドバックに酒井、
センターバックに吉田と冨安、キーパーに権田が先発した。
開始から積極的にプレイして攻め、8分に南野がペナルティーエリア左角付近でディフェンスを引き付けて逆サイドにボールを送り、
田中がフリーで受けて右足で決めた。
その後はボールを支配しながら攻守を整えてプレイした。
チャンスを作ったが、追加点は奪えなかった。
オーストラリアは 41分にタガートがペナルティーエリア右から右足でシュートしたが、
右ポストを直撃して決められなかった。
65分になってフルスティッチがペナルティーエリア際で守田に倒されてＰＫを獲得して絶好機を得た。
ＶＡＲ（ビデオ・アシスタント・レフリー）の介入によってＰＫが取り消されてペナルティーエリア手前でのフリーキックに変更されたが、
フルスティッチが左足で鮮やかにゴールを決めて同点にした。
日本はそこから浅野、中山、柴崎を投入して攻勢をかけた。
86分に浅野がペナルティーエリア左でパスを受けてシュートし、
キーパーの頭上を越えたボールが右ポストに跳ね返されてオーストラリアのディフェンスに当たり、
オウンゴールとなって勝ち越した。
その後はオーストラリアの反撃を封じて逃げ切った。
日本はこの後、11月 11日に敵地でベトナムと対戦する。