7月 27日 --
東京五輪・女子サッカー 1次リーグE組は
日本女子代表「なでしこジャパン」が
チリと対戦し、
後半に田中がゴールを決めて 1-0で初勝利をあげ、準々決勝進出を決めた。
「4-4-2」布陣を採用し、ツートップに岩渕と菅澤、
2列目に杉田、林、三浦、長谷川、
左サイドバックに北村、右サイドバックに清水、
センターバックに熊谷と宝田、キーパーに山下が先発した。
ボールを支配して敵陣に押し込んでプレイし、
チャンスを多く作ったが、前線で決定力を欠いた。
前半を 0-0で折り返した。
後半は田中、遠藤、18歳の木下を投入して攻勢を強めてゴールに迫ったが、
決めきれずに苦戦が続いた。
68分に薄くなった守備をつかれ、
チリのララに頭でシュートされ、
バーを直撃したボールが真下に落ちてほぼ失点の場面があったが、
ギリギリでボールがラインを越えておらず、事なきを得た。
77分になって杉田がペナルティーエリア内でポストになってパスを受け、
横に出したボールを田中が蹴り込んで待望の 1点をあげた。
その後はチリの反撃をかわしてリードを守り切った。
E組のもう 1試合はカナダとイギリスが 1-1で引き分けた。
勝ち点はイギリス 7、カナダ 5、日本 4、チリ 0で終えた。
日本は 30日の準々決勝でG組首位のスウェーデンと対戦する。